
マインドフルネス瞑想、はじめました
今日はマインドフルネス瞑想について。
これまでのブログ記事を見てもらっている人は薄々気づいているかとは思うが、私は日々自分のパフォーマンスを上げていきたいと思っている。
2018年も明けたばかりということもあり、何か新しいことを習慣として始めていくのもいいなと思っていた矢先に一冊の本に出会った。
この本はAmazonのランキング上位にも上がってきており、レビューも良く他のページ等で概要なんかを見てみるとマインドフルネス瞑想によって
- 仕事のパフォーマンスを向上
- 日々の何気ないことに幸せを感じるようになる
- 年収もUP
のように、(若干宗教っぽいことはおいておいて)メリットがたくさんあるということが書いてあった。
さらに、(勘の良い人はもうおわかりかと思うが)表紙のデザインがGoogleっぽいこともあり何かGoogleと関係あるのかと調べてみたらGoogleの新卒研修として行われている内容であるということで購入してみた。
マインドフルネス瞑想とは
今回読んでみた本「サーチ・インサイド・ユアセルフ(Search Inside Yourself)」(以下、SIY)は、Googleの研修に取り入れられた講座をGoogleだけではなくオープンソースのように世界中に広めていこうという考えの基に書かれた本である。
その中でマインドフルネス瞑想と呼ばれるもののやり方は目的別、レベル別にいくつかのやり方が掲載されていてケース別に自分の日常に取り入れやすくなっている。
そして、最も大きな疑問である
マインドフルネス瞑想って何?
という問いに対して幾つもの表現で回答していたが、最も印象深くわかりやすい表現だったのが
瞑想は注意の練習だ
というものであった。
SIYでは「瞑想が注意の練習」と言い切るだけあって「注意」という単語が非常に多く登場する。
また、「メタ注意」という言葉だったり「開放的な注意力」など様々な「注意」について言及する。
しかし、先程の「瞑想は注意の練習」というたった一言がその本質を示しており、この注意の練習によって先程あげた日常生活や仕事を行う上での様々なメリットをもたらしてくれる。
個人的な考えではあるが、一昔前に比べてスマートフォンやインターネットの普及によって非常に多くの情報にさらされている現代人は、「一つのことに集中する」ということが難しくなっている世代であるとも言える。その中で「一つのことに集中する力」というのは、非常に重要であると感じた。
先程挙げた「メタ注意」というのは、自分が一つのことを行っているときに他のことを考えてしまい、やっていることと別の方向に向いている注意力を正しい方向に正す力を指す。
そして、この「メタ注意」を無意識に行えるようにするのが、SIYで言う「瞑想」のゴールだと思っている。
他にも外的要因による「刺激」を受けた場合にどのような「行動」をいつするのか、刺激を受けた直後に反射的に取る行動の価値などにも言及しており共感する部分は沢山あったので、時間の取れる人は実際に読んでみるのも良いかもしれない。
瞑想をやってみて
本書を読んでみて(実際は読んでいる途中から既に始めたのだが)、瞑想をはじめた。(現在3日目)
SIYには非常に多くの取り組み方があったのだが、始めてみたのは導入レベルのものとして紹介されていた非常に簡単なものである。
そのやり方であるが、
2分間自分の呼吸に集中する
ただこれだけである。
しかし、やってみると非常に難しく自分の呼吸に集中しているかと思っていても考え事をしてしまったり、物音に反応してそちらに注意力が行ってしまったりと散々なことがわかった。
そのように他方向に向いてしまう注意をしっかりと呼吸に集中するように正す「メタ注意」を行うことで2分などあっという間に経過してしまうのがほとんどである。
しかし、このマインドフルネス瞑想を始めてみるとやる前よりも注意力・集中力が一つのことに集中していることが感じられ、日常生活でも自分の注意力がどこに向いてしまっているのかが意識できるようになってきた。
「瞑想をはじめた」といっても毎朝2分間意識を集中するだけで、意識が変わってきたのでこれからも続けていこうかと思う。
この記事をみてマインドフルネス瞑想に興味を持った人は一度試してみて効果を実感するのが良いと思う。
レビューや評判にも見られるようにこれによって「人生が変わった」という人もいるし、なんせタダなのだから。