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情報の価値

突然だが情報の価値とは一体何なのだろうか。

例えば「ある特定の株価が3日後に上がる」という情報が確定的に手に入るとしたらあなたはその情報にどのような価値をつけるだろうか。

ここまでわかりやすい例は現実的にはほとんど存在しないだろうが、最先端の技術やトレンドを知るということは、同じような価値を持っていると私は思う。

 

ということで、今日は情報の価値について考えていきたい。

特に情報を得る際に考えられる2パターンと、個人的にどうしても避けたい1パターンについて考えてみた。

情報取得パターン

  1. 能動的な情報取得
  2. 受動的な情報取得

避けたいパターン

  1. 考えないことによる情報拒否

それでは、これらのパターンについて詳細に説明していく。

 

能動的な情報取得

まず、能動的な情報取得についてであるが基本的に「自分で調査、研究をして情報を仕入れる/生み出す」ことがこのパターンに相当する。

具体的な例としては、「株」などの傾向予測や「ビットコイン」などの仮想通貨の需要予測などが挙げられる。

株についてであれば、一般的には出ていないような情報から「この株は上がる」という情報を作り出し実際に投資、株で利益を得ているような人達がこのようなパターンで情報取得をしている。

また、仮想通貨の例であれば、株と同様に社会の動向・反応から、仮想通貨の流通はどうなるのかを予測しその変動で利益を生むことである。

さらには、仮想通貨のしくみ「ブロックチェーン」のような仕組みを理解し、マイニングを行うインフラを作り出して日々利益を生み出している人もいる。c.f. ビットコインのマイニングとは

普通に生活していては到底辿りつくことができないような情報に到達する(もしくは生み出す)ことによって、利益を出している人が沢山いる。

この情報取得を実践できる人が最も利益を生み出せる人間だと思う。ただ、これができるかどうかというのは才能やセンスが必要なので、自分にその素質がないことがわかった場合はきっぱりと諦めるべきである。

受動的な情報取得

次に考えられるのは受動的な情報取得である。これはニュースや口コミ、知り合いなどからの伝聞で情報を手に入れることである。

いわゆる「棚からぼたもち」的な場面ではあるがこのようなパターンで情報が入ってくることは意外と多い。

先に述べたように、自分に能動的な情報取得をする素質がないとわかった人はその素質がある人についていき情報を仕入れるべきである。

ただ、この場合情報を仕入れるためにコストがかかってしまう。(情報を生み出すよりは簡単な勘定ではあるが)情報がどれほどの価値になるのかについて考えて適切なコストで得られるかどうかを考えられる必要がある。

最低限このレベルの情報取得は日常的に行っていきたい。(そのために、新聞やSNSなどによるニュース掲載などがあるので安心して良い)

考えないことによる情報拒否

ここまでは情報取得について述べてきたが私が最も言いたいことはこの部分である。(今まではこのことを書くための前置きだったと言っても過言ではない)

以下の画像を見て欲しい。

転載元: 【画像】ボッタクリ?家電量販店のスマホ設定サービスの値段が高すぎると話題

恐らくこのページをご覧になっているほとんどの方が問題なくできるような項目ばかりではないだろうか。

私はこれは、「考えないことによる情報拒否」を行っている人がこの世に存在することで成り立っている商売だと思っている。

例えば「Twitter設定」。

先の画像では千円程度のサービス料を徴収しているが、これは「Twitterの設定方法」の価値を理解できていないことになる。

やってみた人はわかると思うが、このTwitterの設定には5分と時間を要しないし当然千円ものサービス料は必要としないだろう。

(「やってほしい」と言われたら両手をあげて請け負うような作業がおおいのではないだろうか)

確かにお年を召された方が行うには難しい作業かもしれないので、このサービスを是非利用してほしいが、このサービスを利用する人の中には少なからず

「Twitterとかよくわからないしお金払ってやってもらったほうがラクだからやってもらおう」

というような「調べる」ということを放棄している人が一定数存在するはずである。

 

このような、ある程度のお金を持ち始めた社会人によくみられる「金の力で解決」するという行為などからの怠慢によって、人は情報の価値を正しく見積もれないことがある。

日頃から物事に対して「なぜ?」ということを考えていくことで、このような情報価値の見積もりを誤ることを避けることができるはずである。

 

エンジニアや研究などをされる方々は、一般的な人よりも物事を深く考えることが得意なはずなので、このような足元のミスは避けていき、人生を上手く渡り歩いてほしいものである。

 

ということで、情報について個人的に考えていたことを書き連ねたわけであるが、SNSが普及しインフラなども侵食され始めているこれからの情報社会で生き抜いて行くためには「正確に情報の価値を見積もる」という能力が重要視されると信じている。

エンジニアとして働いている自分は少なからず、物事を理解する能力に長けているはずなので、日々触れる情報の価値を正確に判断できるように自分の能力を鍛えていきたいと思う。

 

 

最後に「情報を生み出すことで利益を得る」ということを如実に実践している場を見つけたので紹介したい。

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怪しい情報が多く出揃っているが、定まった形を持たない情報にもしっかりと値段(価値)がついていることがわかる。

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