
エンジニアとしての武器を持つということ
どうも。前回の記事で転職することを報告したが、転職活動をした際に感じたことがある。
自分の武器って一体なんなのだろうか。
幸いにも今回の転職ではそのようなものを求められることはあまりなかったが、
実際に転職活動を行い自分のエンジニアスキルをアピールするためには客観的に判断できる武器のようなものが必要だと感じた。
例えば英語の分野で言えばTOEIC XXX取得だったり英検X級所持、ビジネスでいえば「Xをゼロから〜までするのに貢献しました」などなど。
学歴などもそれに当たるのかもしれないが、新卒や第二新卒以外ではあまり効力もなくなってくるだろうし、これから数十年間技術者として働いていくのにいい年して「X大学卒業で〜」などと言っているのは逆に評価が下がるような話も聞く。
となると、今まで持っていたものはチャラにしてこれから客観的な武器を作っていかなければという気持ちになっているのが今日このごろ。
そこで、エンジニアとして何が武器になるのかなと考えていたのだが、行き着いた答えがこれ。
コミッターになること。
「は?こいつ何いってんの?」感があると思うが、結構考えて考えた結論である。
例えば自分がエンジニアとしてスキルをアピールすることを考えたのだが、方針としては以下のようになってしまう。
- これまで作ったものを自慢する
- 自分のできることを具体例と共に自慢する
そこで、自分が作ってきたものを考えてみたのだがgithubリポジトリを見ている中で気づいたことが
自分の作ったものが客観的に確認できない。。
ということに気付いてしまった。
これまで自分の貢献したサービスなどはいくつかあるが、どれもコード的には
- 社内でクローズなリポジトリへの貢献
- githubのprivateリポジトリへの貢献
となっているため、パッとみて自分のgithubリポジトリは何もしていない。
今回の転職活動でも会社でこれまでやってきたことや技術的な背景を説明して何とか通してもらったようなもの。
そこで、OSSなどへの貢献、つまりコミッターになることが自分の技術力を示す一番の作戦だと思ったわけ。
例えば、周りからは確認できない本人ソースで「〜というサービス作りましたよ」とか「〜をここまで有名にしたのは私のおかげですよ」と言ったところで胡散臭さしか感じられない。
それよりも、一言だけ
「俺Rubyのコミッターですよ?」
と言うだけで、
「何この人すげー!」
という羨望の眼差しを得ることができる。(多分)
少なくとも私はRubyコミッターであると聞いたら雲の上の人のような扱いをするだろう。
ということで、今回コミッターになることを決意した。
(そんなに簡単な話じゃないことはわかっているが、退路を断つために宣言。)
具体的には、これまでRubyやRailsを使うサービスに携わることが多かったし、Rubyのコミュニティが個人的に好きということもあって、Rubyをしっかり学びなおすところから始めていこうかと思う。
Rubykaigiだったりも耳にはしていたものの実際に参加することなどがなかったので、今後はRuby系のイベントにも顔を出してコミュニティを含めRubyのことを理解していきたいと思っている。
思えば、わりとどんな言語もこれまでそれなりに書いてきたけど「この言語が得意!」といえるほど精通した言語もなかったのでしっかりと基礎から学んでいければと思ってる。
直近でこの辺の本を読んでいければと思っているので温かい目で見守ってくれればと。
今発見して興味が出てきたレベルだけどこの辺の資格も取るかも
(取ったら報告するのでご安心を。)
プログラミングの資格ってあまり実践とか転職では重視されないとか意味ないとか言われるかとは思うけど自分のレベルを確認するためにも挑戦する価値ありかと。
といことで、地道にそして着実に自分の武器を作っていこうと思ったポスト。
これから頑張るぞ!